「読んだら忘れない読書術」を読みました。
一気に読みました。面白くて。
いつも、面白い本に出会って読んで人に勧めたりするけど実はあまり内容を詳細に覚えていないことも多いので、せっかく読んだのにもったいないことをしてるんじゃないのかと思ってこの本を買おうと思いました。
きっかけ、買った理由
いつも楽しい本の情報を教えてくれるたからにゃさんがソーシャルでおすすめしていました。本選びはかなりたからにゃさんを信用しています。とにかくよくヒットします。彼女は相当な数の読書をしており、その彼女が面白いと言っているなら面白いだろうと思っています。
買う前に立ち読み(kindleの試し読み)
さて、読みたいと思ったらすぐに電子書籍を購入しタブレットに入れますが、念のためお試し分を読みます。だいたい前書きと目次が読めます。前書きを読むことで著者の口調や文の難易度を確かめます。そのまま読めそうなら購入します。
読んだら忘れない読書術は、前書きから面白かったですし、目次を見たらたくさんのテクニックが載っているような印象でした。
読んだ感想
日本人にはあまり読書習慣がないようです。月に7冊読んだら上位4%に入ってしまうとか。
私は子供を産んでから仕事もなく育児をする毎日で時間があったので図書館で気になる本を片っ端から借りて読んでいました。図書館の本なのでお金もかかりませんし、つまらなければ読まずに返しても惜しくありません。
その時期に培った読書週間が今でも続いています。
気に入って何度も読みたいと思った本は購入しました。本棚が愛読書ばかりになりました。
愛読書は人に勧めたりサイトで取り上げたりしたので結構中身を覚えています。
しかし、最近は本を買うスピードが早くなっていたり、仕事に関係ありそうだから買った本もあるので一つ一つの本に対しての記憶量が少ないと思います。そういう本に対して若干罪悪感を感じます。
しかし、「読んだら忘れない読書術」の中のこれらの言葉で救われました。
1冊ずつ元を取ろうとしない
私は買った本の値段分くらいは元を取ろうと思っていたからつまらない本も読まなくちゃと思っていたんだな、と気が付きました。
もちろん、手当り次第買って読まずに終わったら浪費になってしまいますが、読書は娯楽なので楽しまないと意味がないし、記憶に残らないそうです。
読書量と収入は比例する
とか
静かな場所で6分読書するとストレスが2/3になる
という話も面白かったです。
スキマ時間の有用性に多くの説明が割かれています。「読書はゆっくりたっぷり時間があるときに」と思っていたのでこれはなかなか新鮮でした。早速実行してみます。
本の内容を記憶しておくためのアウトプットに関しても、今まで思っていたことと異なるので、誰かのために書くのではなく自分の情報の定着のために書こうと思いました。著者が精神科医なので、脳科学や心理学からの見解もあり、納得しながら読みました。
こんな人にすすめたい本
・活字が苦手の人(どういう本を選べばいいのか書いてあります)
・読んでも覚えてない人
・たくさん本を読みたい人
・文章力&仕事力を上げたい人
・人生の時間を無駄なく有意義に過ごしたい人
・収入を上げたい人
直接的なことが書いている場合もあるし、読書術の本なので、こうするとこういう風になるよ、という方向性を書いてあることもあります。
おもしろかったので著者のフェイスブックページもフォローしてみました。
今すぐ読めるので電子書籍(kindleやkobo)がおすすめ。スマホやタブレットに専用アプリ入れればすぐ読めます。
専用アプリはこちら(iphone用) アンドロイド用はGoogle playで検索してください。