以前から行ってみたかった「いわむらかずお絵本の丘美術館」に行ってきました。
絵本の「14ひきのシリーズ」が有名な、いわむらかずおさんの美術館です。
公式サイト いわむらかずお 絵本の丘 美術館
アクセスマップ 〒324-0611 栃木県那須郡那珂川町小砂3097 – Google マップ
ただの絵本の美術館ではなく、「自然」がテーマになっている美術館です。
幼児~小学校低学年くらいまでの親子が楽しく過ごせる場所かなあと思います。
いわむらかずおさんの「14ひきのシリーズ」
一度は読んだことがあるんじゃないかな?「14ひきのシリーズ」。
10匹の兄弟と、両親祖父母の14匹の野ねずみの家族のお話。
やさしい色彩と、豊かな自然、家族の暖かさが描かれています。
かわいらしい絵なので、癒されます。
全12作品。各国で翻訳されているそうです。
いわむらかずお絵本の丘美術館
いわむらかずお絵本の丘美術館では、この野ねずみの子達がメインキャラクターとして看板や、館内のロールスクリーン、入場券などに描かれていました。
館内は撮影禁止だったので、写真はありませんが、木造の素敵な美術館で、かなり奥まった場所に建てられ、自然とともにある、というたたずまいの美術館です。
ナビの言うままに進んでいるのに、「ここで大丈夫かな?」と思うような細い道を通っていきました。
美術館の他にも畑など、敷地内にあり、かなり広範囲のようです。
イベントも「きゅうりととうもろこし収穫できます」なんていう体験ものがあったり。
美術館の中には、いわむらかずおさん、浜田桂子さんの原画と絵本の展示、「はらぺこあおむし」で有名なエリック・カールさんとの共同制作などの展示がありました。
▼浜田桂子さんの絵本。
▼いわむらかずおさんとエリック・カールさんが一緒に書いた絵本。
他の作者の絵本も置いてあり、自由に読むことが出来ました。
絵本の丘の運営の中で、出会った動物たちの話の本もあり、少しだけ読みました。野生の動物たちとの共存はなかなか難しいものなんだなーと思ったり。畑もあるので、荒らされてしまうという困ったこともあるそうです。
いわむらかずおさんご本人のおはなし会&サイン会もあるそうです。随時公式サイトに掲載されるので、お話しを聞きたい方はチェックを。^^
ティールームやショップ
美術館内のティールームには、望遠鏡が設置されていて、ムササビの巣箱を見ることができるようになっていました。運がよければ、ムササビが見えるとか。
館内からの景色はとてもきれいで、時間を忘れてぼんやりできたらいいなあ、と思うような場所でした。
実際は、元気な子供たち(低学年くらいの男の子)が走り回っていたので、静寂とは無縁でしたが。
ティールームに併設されたショップには、「14ひきのシリーズ」やその他の絵本のポストカード、ステーショナリー、絵本が販売されていました。
ティールームは、カレーライスはありましたが、それ以外の食事メニューはなさそうでした。ケーキやドリンクがメインぽいです。(ティールームと言ってますしね。)
行ってみた感想
絵本の美術館ということで、楽しめるかな~と思って行ったのですが、もうちょっと子供たちが小さい頃の方がよかったかな、と思いました。あんまり長居することもなく、ティールームで休むこともなく引き上げてきてしまったのですが、絵本の展示や絵本が出来るまでの過程や作者の生い立ちなどを知るのは楽しかったです。
ゆったりとした時間が流れている美術館です。小さな子供を持つママたちが子供に絵本を読んであげたり、のんびり過ごすにはよさそうな場所かも、と思いました。
美術館情報
公式サイト いわむらかずお 絵本の丘 美術館
栃木県那須郡那珂川町小砂3097
〒324-0611
TEL:0287-92-5514
入館料:大人900円、中高生700円、小学生500円、幼児300円