【小学生の毛筆】とめる、はねる、はらうの三つでだいぶ上達

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我が家の子供たちの学校では小学校3年生から6年生までは長期の休み中に毛筆の宿題が必ずあります。
うちの子供たちは習い事として書道を習っていないため、基本的には週に一度の学校の授業でしか習いません。
夏休みの宿題、冬休みの宿題は、必須なので、私が付き合います。

左利きの子の毛筆

私と子供たちは左利きで、そもそも毛筆は苦手分野。
左手では筆を右上がりに運ぶのは実はとても困難です。
ですから右手を使って書くことにしています。
(小筆はその都度好みで右か左か決めています。学校でもどちらでもよいと言われているそうです。)

左利きなのに右手で文字を書くってかなり大変です。
でも左手で筆を運ぶのも大変なので仕方ありません。

私の持論として、物心ついてから習うことは
左利きでも意外と右手で出来てしまうというのがありまして、
小学校に入ってから初めて扱う毛筆も右手で慣れちゃえば出来るのではないかなーと思っています。

そんなわけで、今年はすでに次男が毛筆の宿題を終わらせました。
左利きで、かつ、習い事でも習っていないのに
次男はとっても上手に書くなと感心しています。(親ばかなのかもしれません。)

私と書道

私は小学生の時に習字を習っていました。
習字教室では右手で毛筆も硬筆も書いていました。
左利きを右利きに矯正する目的だったのでしょうか?
気がついたら通っていたので、目的がわからないのですが・・・。

普段の筆記とは異なり、力が入らず、上手に書けないことをもどかしく感じていました。
初めからハンディがあるので、右利きの子が書く文字にはかなわないと思っていました。

それでも何年も習えば、筆の運びや、文字のバランス、コツなどを少しは身につけるので、
丁寧に真剣に書けばそれなりの字が書けることもわかっています。

子供たちにもそのコツを教えつつ宿題に取り組みました。

次男は、「出したい人は出していいよ」と書道が自由課題だった1年生の時から毛筆を何度か提出しています。
書道が好きなのかもしれません。

教えていてもかなり飲み込みが早く、やる気も見られます。

次男に教えてうまくいったコツ 「とめる、はねる、はらう」

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私が次男に教えたことは「とめる、はねる、はらう」の基本的な筆の運び方です。

鉛筆で字を書くのと、筆で字を書くのは、書き方が異なるのでまずはそこを教えようと思いました。

「横の線を書くときには、筆を斜めにいれ、最後はとめるんだよ」

そのたった一つのコツだけでもかなり字が変わります。

「はねる前に一度とめる」

これも気をつけながら書くと、上手にできるようになりました。

いちいち「とめる」というのは鉛筆書きではあまりない動作だと思います。

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「はらう」も、適当にさっとはらうのではなく、「丁寧にゆっくり」と教えると、やさしく筆を運ぶようになりました。

各文字の一つ一つの線が上手に書けるようになってから、字のバランスや全体的な大きさに気をつけるようにすると、割とうまくいきました。

その他気をつけたこと

練習はほどほどにする

子供の集中力は長くは続きません。
以前は、かなりの回数を普通の半紙に練習してから本番の紙に書いていましたが、そうすると、本番を書く頃にはばてばてで全然上手に書けません。
親も疲れてしまいます。
ですから、今は、ある程度練習したら、すぐに本番に行くようにしています。目安としては、各文字を2回練習したくらい。そして本番の紙に書くときは一文字一文字真剣に取り組みます。

練習ばかりで疲れてしまっていた頃よりも、本人もやる気が保てていい字が書けました。

すべての文字が右上がり

習字を習っていない子は、「文字を右上がりに書く」という意識が低いです。
しかし、毛筆では、右上がりにしないとかなり残念な字になってしまうので、意識して、「右上がり」を繰り返し指導しました。
すぐに忘れて水平に書いてしまうようで、これはまだまだだなと思います。

小学生らしい元気な字が書ければOK

小学生の字は大きく元気がいい方が私はいいと思っているので、大きめに書くように言っています。下手でも自信満々な文字の方がいいと思うんですよ。^^

書道を習っている子には到底及ばないかもしれませんが、子供が真剣に書いた文字はなかなかの出来栄えで、私もちょっと満足です。

(さあさあ、大物をどんどん片付けていかないとね・・・。)

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