先週、ずっと、唾石(だせき)による炎症で寝込んでいました。結論を言うと、手術なしで石が自然排出され回復しました。ふう、よかった・・・。
※この記事は管理人の個人的な体験談によるものです。管理人の購入したものと同じものを使用したからといって、症状がよくなるとは限りませんので、購入は自己責任でお願いいたします。
唾石症の経過について
2月に口の中にしこりができてそれがポロッと取れるということがありました。唾液腺内のカルシウムが固まってできる石だそうです。その時に一応レントゲンを取りまだ石が残っていたのですが、特に日常生活に支障がないため様子見となりました。
こちらが出てきた石です。かなり大きくて出てきたときにはびっくりしました。
口の中の細菌や細かいものが核となり、それにカルシウムが付着してこのような石になってしまうとのこと。うーん、不思議です。
石自体は悪性のものではないので、体の中にあっても日常生活に支障をきたしていなければそのままあっても大丈夫だそうです。
レントゲンに写った残りの石はこの自然排出したい石と同じくらい、もしくは、一回り小さい石だと思いました。ですからそのうち出てくるだろうと思ったのです。
しかし、4月の始めに口の中がつれるような痛みがありそれがどんどんひどくなりました。食事時に痛くなり、あごが腫れます。今回は唾液が出る管を塞いじゃっているようです。そのため喉、舌などが炎症を起こし、非常に痛んでいます。
先々週の土曜日くらいから急激に悪化し、ご飯が食べられず、ツバを飲み込むのも辛いくらいでした。あと、発熱もありました。普段、あまり熱を出さないので熱に慣れておらず、体が非常にだるかったです。
ご飯が食べられないのと痛みが辛かったです。しゃべるのもすごく辛い。子供たちに宿題をするように言ったり、家事を手伝うようにお願いするのも一苦労でした。
あまりにもひどくなってきたので、2月にもお世話になった大学病院に行き、抗生物質、鎮痛剤、うがい薬を処方してもらいました。
石を取る手術をするにしても現在の腫れてる状態では石の場所も特定できないためまずは炎症を抑えてからと言われました。
手術に関してネットで調べてみました。
1)全身麻酔コース、1週間、20-40万
2)局所麻酔コース、日帰り、1万円未満
の2通りがあることがわかりました。
1週間家を空けるのは、長男のお弁当作りがあるので難しいなあと思いました。全身麻酔も局所麻酔もどちらも痛みがある人は相当痛いそうで、どちらも嫌だなあ、と思いました。
レントゲンで見えていた石が悪いのなら日帰り手術で大丈夫じゃないか?と思いました。
かなり症状がひどく食事が全くできなくなっていたので、東京の姉にヘルプをお願いしました。
と同時に、自分でもなんとかならないかと漢方茶やサプリを取り寄せ飲み始めました。
唾石散茶を作って飲む
ネットで調べてみたところ、漢方のお茶があるらしいということで取り寄せてみました。
取り寄せた薬草。
相当苦いということだったので、飲めるか心配でした。
枳実(きじつ)500g。
小分け販売がなかったので500gを買いました。
芍薬(しゃくやく)100gと、山梔子(さんしし)100g。
こちらは、小分けでの販売があったので100gにしました。
芍薬(しゃくやく)はリンクを張ろうとしましたが同じものが見つかりませんでした。
一日分の必要量は、
枳実(きじつ) 3g
芍薬(しゃくやく)1.5g
山梔子(さんしし)1.5g
お鍋にお水を600ml入れ薬草を測って入れます。
沸騰するまでは強火で、沸騰してからは弱火で30分以上煮詰めるとのこと。
鉄や銅製の鍋は成分が変化することがあるので使用不可だそうです。ガラス容器、ホーロー、ステンレス製などがいいらしいので、ルクルーゼを使いました。
水分が半分(300ml)になるまで煮詰めます。
これが一日分。2~3回に分けて飲みます。
濾します。茶漉しでもOKです。
こちらが出来上がったお茶。
苦いにもいろいろあると思いますが、渋さのある苦味ではなく、カンパリソーダの苦味の強いやつって感じです。
私は飲むのがちょっとつらかったです。
冷たくするよりは温かい方が飲みやすかったです。
一日分を朝作り、半分を朝に、残り半分は冷蔵庫に入れておいて、夜、温め直して飲みました。
サプリメントを注文してみた
煎じたお茶を3日間飲んで特に痛みにも腫れにも変化がなかったこと、ちょっと作る、飲むのが辛くなってきたので、別のものを探し始めました。
見つけたのがウラジロガシのサプリメント。
Amazonのレビューが高評価でした。「めんどくさがりな自分にも」と言う人の口コミにぐっと来ました。
早く欲しかったのでAmazonプライムを利用してぽちっと買いました。
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「食品として・・・」と書いてあります。
医師から処方されている薬がある場合には、相談した方がいいかもしれません。私は予約日までかなりあったのと、痛みが本当に辛く絶えがたかったので、自己責任で飲むことにしました。
こちらが中身。結構大きめ。届いてすぐに飲み始めました。
石が自然排出された!!!
その日の夕方、なんと、
これにはびっくりです。
何が功を奏したのかわかりませんが出てきてよかった。
出てきた石は5mmくらいでした。
2月に出てきた石と比べてもやはり小さいです。それでも詰まり方や向きによって、こんなに痛みと腫れを伴うのだなと思いました。
本当にたくさんの膿が一緒に出てきたので、腫れと痛みは、膿が出たくても出れず、唾液腺が破裂しそうになっていたのだろう、と思いました。
膿が出てからは、痛みがだんだん引いていきました。
腫れはまだ残っています。
のどの痛みは継続しており、すぐに何でも食べられる状態には戻りませんでした。
石排出から24時間近くたってやっと普通のご飯が食べられるようになりました。
その後の経過
金曜日の夕方、石が排出。
翌週木曜日に再び病院へ行きレントゲンを撮りました。
先生にも出てきた石を見せ、「確か2つ残っていたからまだあると思うけどね」と言われました。
そう、2月の時点では、小さい石と、大き目の石が2つレントゲンに写っていたのです。
しかし、レントゲンの結果は、
先生も驚いていました。
とにかくこれで手術の必要がないことが決定し、とっても嬉しかったです!
ただし、何個も石ができたことから考えても、私は石ができやすい体質なのかもしれません。
今回このように症状が悪化したのは、おそらく4月に始まった新生活のストレスや、自分の仕事のキャパオーバー、自宅の屋内修繕工事などがあったため、体が悲鳴を挙げたのではないかと思っています。
大きい石でも自然排出した2月とは状況が違ったのでしょう。
2度目の石の自然排出の少し前、石に対して「邪魔なものだと思ってごめん」、自分の体に対して「無理をさせてごめん」と謝りました。
そういう気持ちが宇宙に届いたのかどうかしりませんが、とにかく一気に解決したので、自分自身びっくりです。
それに、自分が動けなくなって周りの人に「辛い・苦しい」とヘルプを出したら、多くの人が手を差し伸べてくれる、優しい言葉をかけてくれることがわかりました。一人でがんばりすぎないでいいよという体からのメッセージだったのかもしれません。
とにかくよかったです!
以上、ご報告でした。