Z会の中学生用の教材見本がレビュー用にいただけるとのお話があったので、取り寄せてみました。
学校や部活で時間がない中学生にとって自宅でできる通信教材は大きなメリットがあると思うけど、実際どんな教材がくるかあらかじめ知りたいですよね。
しかも今回はご厚意で高校受験用と中高一貫用の両方をいただけたので、中身がどう違うのか?気になっていた点を比較してみました。
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【通信教育のZ会】中学2年生の高校受験コース教材見本の中身
まずは高校受験用の教材見本から。
たくさんの資料が入っています。
1)入会案内書送付のお知らせ
2)デジタル学習、中学生初めの一歩
3)入会案内書2017 高校受験コース
4)高校受験 子どもを伸ばす 中学からの正しい学習法
5)中2 夏ドリル(英・数・国) 回答解説付き
6)高校受験コース2017 教材見本 中2
7)全国版 高校入試の傾向と対策 2017年度
8)東大生・京大生が薦めるこの夏に読んでおきたい25冊
1のお知らせの説明は省きますね。8/30までに入会した場合の特典などが記載されていました。
2はデジタル学習のメリットについてなど。Z会はiPadを使用した映像教材もあるのでデジタル学習がどれだけ便利なのか、という説明ですね。
あとは、端末を使うことでのモラルについて。通信教育の専用端末ではなく、通常のインターネットとiPadという一般的な端末を利用するので、子どもがインターネットを使いすぎたり危険なことに巻き込まれないか心配、という親のためのルール決めのアドバイスや読み物。
3の入会案内書は厚みのある冊子で、メインの資料。iPadでの映像授業についての説明、添削問題、添削指導、他の会員との交流、保護者サポートのためのアプリの案内が書かれています。
目次を抜粋すると
・「高校受験コース」の特長
・学習イメージ
・実力を伸ばせる7つの理由
・講座紹介(英・数・国・理・社・作文・入試特訓)
・保護者の方の声
・入会手続き・受講費用のご案内
実際にどれくらい学習時間が必要なのか、などの事例、取り組む教材の種類、定期テストの対策、実力診断や志望校対策にはどんなものがあるのかなどの案内。
志望校別に毎月の学習量が異なる進学クラスと特進クラスの案内などもありました。
いいなあと思ったのが、『定期テスト対策プログラム』。
学校の定期テスト1週間前からは通常の学習をいったんストップしてテストモードに入るプログラムがあるそうです。テスト期間とテスト範囲をiPadに入力すると対策プランを作ってくれて、取組内容を配信してくれるとか。
定期テストの計画と実行がいまいちな息子によさそう、と思いました。
あとは気になる受講会費。
講座ごとなんですよね。
中2の場合は、1講座あたり1ヶ月2,176円~2,560円(6ヶ月、12ヶ月などまとめて払う方がお得。)
英語と数学2教科受講するとなると4,352円~5,120円。まあ、そんなもんか。
受講会費パターンの例。
この他にiPadスタイルの場合には端末購入費も必要です。
参考)iPad – モデルを比較する – Apple(日本) 37,800円~
4の「高校受験 子どもを伸ばす 中学からの正しい学習法」には、夏休み特集として、夏休みにするといいこと、中学生のうちに身につけておきたい学び方、科目別中学生の学習法、保護者にできること、などが書かれていました。
5の「中2 夏ドリル(英・数・国) 回答解説付き」は、
英数は見開き4ページ、国語は見開き6ページに問題、そのあとに回答と解説がありました。
解説が結構詳しくびっしり書いてありました。さらに関連する語句などの補足情報もあります。
6の「高校受験コース2017 教材見本 中2」は、解説マンガ付きで、子どもにわかりやすく学習の流れを伝える内容になっていました。
7の「全国版 高校入試の傾向と対策 2017年度」は、見開き2ページの案内。
教科ごとに「こういう傾向です」と説明が書かれていますが、これは中2生が今読んでもぴんとこないかなあ~という印象。中学3年生ならじっくり読むかも。
8の「東大生・京大生が薦めるこの夏に読んでおきたい25冊」。
実はこの冊子がほしかったのです。うちの息子も読書は好んでする方なので、東大生・京大生がどんな本をおすすめしているのか知りたかったんですよねー。
ロングセラーなものもあれば、最新の本もあり、なかなかバラエティに飛んだラインナップでした。
以上が、高校受験コースの中2用の資料です。
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【通信教育のZ会】中学2年生の中高一貫コース教材見本の中身
では次に、中高一貫コースの方の紹介です。
うちの長男は中高一貫に通っているので、実際に検討するとしたらこちらのコースなんですよね。
中高一貫コースも同じ冊子がいくつか入っていました。
1)入会案内書送付のお知らせ
2)デジタル学習、中学生初めの一歩
3)入会案内書2017 中高一貫コース
4)中高一貫 子どもを伸ばす 中学からの正しい学習法
5)中2 夏ドリル(英・数・国) 回答解説付き
6)中高一貫コース2017 教材見本 中2
7)中高一貫生の難関大 現役合格の法則 Z会OB・OG大学合格体験記
8)東大生・京大生が薦めるこの夏に読んでおきたい25冊
以上の資料が入っていました。
1と2は高校受験コースと同じなので省略します。
3の「入会案内書2017 中高一貫コース」は2021年に変わる大学入試に向けて力をつけていきます、という内容でした。
ただ高校受験コースでいいなあと思った『定期テスト対策プログラム』はこちらの案内にはなかったのでそれが残念。
講座にはスタンダード、ハイレベル、トップレベルと3段階レベルがあります。
うちはスタンダードかなあ。
1教科あたりの受講金額が高校受験コースより高いです。
2教科受講するとなると、月額6,764~7,960円。それでも塾に通うよりは安いか。
おすすめは4科目セットだそうで、そうなると結構な出費になるなー。
4の「中高一貫 子どもを伸ばす 中学からの正しい学習法」は表紙の色は違えど、読み物部分は同じ内容です。
違うのは科目別学習法で、高校受験コースは5教科でしたが、こちらは英数国の3教科でした。
5の「中2 夏ドリル(英・数・国) 回答解説付き」は高校受験コースと同じ。
6の「中高一貫コース2017 教材見本 中2」は薄い冊子で、テキストの見本がさらっと載っている程度。高校受験コースの冊子と比べるとだいぶ簡単に作られている印象。
7の「中高一貫生の難関大 現役合格の法則 Z会OB・OG大学合格体験記」はなかなか読み応えのある冊子でした。
6人の現役合格者の体験談が載っています。東大2名(理系、文系各1名)、京大、筑波大、大阪大、早稲田のOB・OGのインタビューです。
実際に何年生の時にどの教科を受講していたか、というのが参考になります。こちらの方はかなりがっつり受講されていますね。
別の方は、学校(私立中高一貫校)の受験対策が手厚かったとのことで、足りない部分を補う受講をしていたようです。
8の「東大生・京大生が薦めるこの夏に読んでおきたい25冊」も高校受験コースと同じものだったので説明は省きます。
以上が、中高一貫コースの中2用の資料です。
とりあえず、夏ドリルの数学は子どもにやらせてみました。そんなに難しくもなく解けたようです。
我が家は学校から遠く通学に時間がかかるのでちょっと塾に通うのが難しいんですよね。
周りの同級生の様子を見ていてもZ会を続けている子はコツコツ型の子が多いなあという印象です。
でも、定期テストの結果がくるたびにもうちょっと何とかならんかなあ~と思っているので、その他の資料も子どもに見せてやる気があったら受講を検討してみたいと思います。
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塾に通わせるよりは通信教材の方が確かにリーズナブルですが、教科毎の料金を考えるとなかなかします。
▼うちはこちらも検討しています。
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